なぜ運動に飽きるのか?

「運動すればカロリーが消費されるからダイエットに効果的。」

「運動も取り入れたダイエットは、ただカロリーを消費するだけでなく筋肉を維持できるからリバウンドしにくい。」

これらの知識はあっても、なかなか運動を始められなかったり、
「これならやれるかも?」と思って運動器具を買ってはみたものの続かなかったり・・・。

もっと運動が続けばイイのに・・・

実は、通販などで買った運動器具が3つも4つも、自宅のどこかに放置されているというご家庭も多いのではないでしょうか?

運動に飽きる原因

運動が飽きて続かないという場合、何らかの原因があるはずです。

元々が飽き性であっても、原因を少しでも多く解消して少しでも長く続けられれば、やがて習慣になるかもしれません。

原因1 : 運動の効果を感じられなかった

しばらくは運動をしていたんだけど、効果が感じられなくてやめてしまったというパターンもあると思います。

具体的な数字にご用心。

ダイエット用品などの広告には、「1週間で○○kg痩せた!」など、具体的な数値が盛り込まれていたりしますが、
これを当てにして始めると、この通りの効果が出なかった時に、がっかりすることになってモチベーションが続かないのでおすすめしません。

体脂肪が1kgで約7200kcalもあることを考えると、体重が短期間で大幅に減少した場合は水分や塩分を失ったに過ぎません。

運動で汗をかいたり、極端な食事制限などで失った水分、塩分を補給できてないことになります。

どちらにしても、ダイエットは維持のためにずっと続けるものなので、広告の具体的な数字に期待して、短期決戦で結果を出すことに挑むのはやめましょう。

と、言われても・・・ずっと続けるとなると、次から次へと出てくる新しい運動器具を試すのはちょっとためらってしまいますね。

原因2 : 器具で出来る運動がワンパターン

毎回、同じ動作、同じ刺激では飽きてしまうのが人というものです。

それだけでなく、同じ動作、同じ刺激の運動では効果も出にくくなってきます。

なので、同じ運動に飽きるというのはある意味、理に適っていると言えるかもしれませんが、そこで運動をやめてしまっては元も子もありません。

ワンパターンな運動から脱却!

動作を変えたり負荷を上げたりすることによって、運動に飽きたり、効果が停滞するのを防ぐ必要があります。

しかし、通販番組などで一定期間集中的に宣伝されるような、
流行り廃りのある運動器具の多くには、以下のような弱点があります。

  • できる運動の種類がワンパターン
  • 負荷が一定、あるいは、数段階程度
  • 自分にとってベストな負荷に合わせられない
  • 動作に利用される筋肉が少なく、有酸素運動としても非効率

これでは飽きやすいし、運動の効果も感じにくいですね。

今回は、人はなぜ運動に飽きてしまうのか、その原因について考察してみました。

さて、次回の記事では、これらの原因をふまえた上で、ダイエットが続きやすく、飽きにくい運動器具とは何か?について紹介していきます。