飽きない運動器具
前回の記事:なぜ運動に飽きるのか?では運動に飽きる原因についてやりました。
運動に飽きる原因は、主に
- 運動の効果が感じられない
- 動作や刺激がワンパターン
の2点でしたね。
動作や刺激がワンパターンということは、単に飽きるだけでなく、効果も出にくいので更に続けるモチベーションが上がらないという形で1にも関連してくる、ということでした。
飽きない運動器具の選び方としてはこの2つの「飽きる原因」を解決できるものが好ましいことになります。
飽きにくい運動器具はダンベル
私が、最も飽きにくく、自宅でも使える運動器具としておすすめしているのはダンベルです。
ダンベルで行える種目は非常に多く、ワンパターンで飽きるなんてことはありません。
また、負荷が調節できるダンベルを選べば、今の自分や成長に合わせることができます。
力持ちの男性はもちろん、腕立て伏せが1回もできない女性まで使えます。
このように、動作や刺激がワンパターンであるという運動器具にありがちな「飽きる原因」というものがダンベルにはありません。
それにダンベルは昔からこれまで、自宅での運動の定番の器具としてずっと使われ続けているものなので、
流行り廃りに関係なく、一度やめてもまたいつでも復帰できます。
確立した知識体系
運動でダイエットの効果をえられなかった人は、そもそも知識が足りなくて、運動器具を有効に使えてなかった場合もあるかもしれません。
新規に開発された運動器具は、少ないコストでたくさん売ることを重視するあまり、効果や使い方がいまいち確立できていないことがあります。
それに対し、ダンベルを使った筋トレなどは使い方がしっかり確立されているので効果も期待できます。
ダンベルというとハードなイメージが先行しているかもしれませんが、
自分の理想的なところまで肉体改造が進んだところで負荷を維持すれば、ムキムキになり過ぎる心配もなく、自分の程よいと思うレベルで筋肉量も維持されます。
また、ダンベルなどを使った筋トレの基本的な知識をしっかり持っている人であれば、他の器具の有効的な使い方や、メリット、デメリットも考えることができたりします。
ダンベルに近い特徴を持つ運動器具としてはエクササイズチューブがあります。
ダンベルより安価で気軽に始められるので、よりダイエット向きかもしれませんね。
筋トレの基本的な知識については、筋トレ基本講座で、ダンベルを使った種目についてはダンベル筋トレメニューで、エクササイズチューブを使った種目は、チューブトレーニングで、それぞれ詳しく説明しています。
ダンベルとエアロバイクの併用
有酸素運動で消費カロリーを稼ぐのであればエアロバイクがおすすめです。
ただし、エアロバイクの動作はワンパターンなので、飽き難さを考えると、やはりダンベルとの併用がベストとなるでしょう。
ダンベルを使った筋トレで、
脂肪より筋肉に、栄養が優先して送られるホルモンバランスにコントロール、代謝(筋肉量)維持によるリバウンド防止、美しいメリハリ作り、カロリー消費を狙い・・・
そして、エアロバイクで更にカロリーを消費します。
このような目的でそれぞれの器具を使いこなし、ダイエットを成功に導きましょう。
今回は負荷の調節できるダンベル+エアロバイクという、私も長く愛用している定番の運動器具を紹介しましたが、
飽きを防いで運動を長続きさせることが目的でしたら、
飽きにくい原因を解消する条件をそなえた運動器具であればどんなものでもかまいません。
次回は精神面からの飽き性対策をしたいと思います。