運動が続く考え方

前回、前々回と主に運動に使う器具選びに気をつけて、飽きを防ぐということをやりました。

今回は、道具ではなく、どのような考え方をすれば、やる気が続くのかということについてです。

当たり前のことですが、運動を続けるにはやる気をキープすることが必要不可欠です。

小さなやる気を大きなやる気へ

やる気を出すコツとしては、
計画通りに運動をこなさなくても良いから、とにかく運動にとりかかろうと考えることです。

やる気が出ない時は、5分、1セット、予定の半分でもいいからやってみようと考えてみてください。

行動は、小さなやる気を大きなやる気へ増幅させます。

普通は、「やる気が出る→行動を起こす」という順ですよね。

しかし、困ったことにその原動力となるやる気が出ない訳です。

といっても、本当は、やる気が全くないわけではありません。
行動に移せないほどに、やる気が小さいだけです。

なので、「小さなやる気→行動(運動)→大きなやる気」という流れでいきましょう。

そのために、小さなやる気の時は、
運動内容を楽なものに変えて、小さなやる気でも行動に移せるレベルまで敷居を下げてやります。

やらないよりは、少しでもやった方がマシだと考えてください。

大きなやる気が出れば予定通りこなせることもある

さっきまでは、あんなに運動が面倒臭いと思っていたのに、やり始めれば不思議とやる気が出てきて、結局は、元の予定通りにやり遂げられることも多いです。

しかし、行動に移してもやる気が出ないときもあります。

こういう時は体調が悪いせいで、やる気が出なかった可能性もあります。

精神状態もホルモンバランスなどによるものなので、体調と関連性があります。こういう時は無理に元の予定をこなす必要はないので、中断するか、軽めに済ませましょう。

今日はやる気ないからシミュレーションだけなんだが? さすがにあかんやろそれは

習慣を途切れさせない

1度途切れた習慣を立て直すのは非常に困難です。

なので、たとえ自分の中で100点満点中10点と思えるような頑張りでも、やらないよりは、
「とにかく少しでもやる」という考え方をした方が、運動する習慣を続けるのに役立ちます。

運動をさぼっても気にしない

それでも、運動の習慣が途切れたときは途切れたときです。

運動するまでは、敷居を低くしてでも「今日は絶対やるぞ!」と考えますが、結果的にさぼってしまっても、後から気にしません。

自己嫌悪に陥りすぎても、
「再開してもどうせまた・・・」と思ってしまい、なかなかやる気が出なくなってしまいます。

ダイエットの基本は長い目で自分の変化を見ること!

そもそもダイエットは、目標達成後もその体型を維持するために一生続けるものであるので、たまには休み期間があったっていいんです。

ダイエットのための運動は、短い期間でどれだけ頑張ったかより、長い目でみて、途切れつつもどれほど続いたかが大事です。

「ちゃんと続けていれば今ごろ・・・」とか考えて途切れたことを悔しがるより、これから続ければどんな風に変身できるか、どんな人生が待っているかを考えてみましょう。

たとえ途切れても気にしないのが、次の途切れを防ぐコツでもあります。

しばらく、運動をさぼってしまった時は、丁度良い休み期間だったんだと前向きに考え、細く長く続けるつもりで、また気軽に運動をはじめましょう。


今回はやる気を出すための「運動が続く考え方」についてやりましたが、もう少し、このやる気と運動の関係について書きたいことがあるので、次の記事で続きをやります。