自宅で気軽に筋トレするならエクササイズチューブ

エクササイズチューブとエクササイズチューブを使ったコンセントレンションカール

エクササイズチューブとは、ゴムチューブの伸縮性を負荷に利用して、多種類のチューブトレーニングができる筋力トレーニング器具です。

エクササイズチューブの便利なところ

エクササイズチューブはダンベルやマシンのように、個人の筋力や種目に合わせて、チューブの強度を選んだり、持つ長さを変えたり、束ねるなどして負荷を調節できます。

また、エクササイズチューブは手軽に持ち運びができて場所もとらない点でも非常に便利です。

しかもこれだけ使えて低価格なところもエクササイズチューブの良さです。

エクササイズのバリエーション

エクササイズチューブを使ったワンハンドローとチェストプレス

最初にも説明しましたが、エクササイズチューブは様々な種目が行えて、それに合わせて負荷も調節できるので効率的に全身鍛えることができます。

私が使用しているエクササイズチューブ「セラチューブ」の取り扱い説明書にはなんと、筋力アップ種目が33種類、インナートレーニング種目が3種類、競技トレーニング種目が5種類、シェイプアップ種目が12種類の、計53種類のもトレーニングが載っています。

載っているトレーニング以外にも自分で考えてみたりエクササイズのバリエーションは無限に広がります。

まだまだオリジナルのトレーニング法を編み出す余地があるのもチューブトレーニングの楽しみの一つです。

エクササイズチューブの特徴を活かした使い方

チューブトレーニングには全ての種目において、負荷が伸縮に伴い変化してしまうという短所があります。

このため、ダンベルやバーベル、マシンなどのウェイトトレーニングに比べると若干効果が劣ってしまうと言えるかもしれません。

しかし、種目によってはウェイトトレーニングよりも広い稼働域で負荷が抜けずに行えたり(ショルダーレイズ系など)、背中のトレーニングではウェイトトレーニングよりもしっかり効かせやすかったり、ダンベルやバーベルには行えない種目も多くあったり、ウェイトトレーニングに比べても勝る長所だってたくさんあります。

持ち運びや負荷調節の手間などの便利性や値段を考えると非常におすすめできるアイテムだと思います。

また、1つの種目で、持つ長さを変えて稼働域ごとに分割して行うというテクニックを使えば、負荷が変わってしまうという弱点はほとんど解消できます。

ウェイトトレーニングを中心に行っている人も、チューブならではのトレーニングを導入して刺激を変えるのも良いですし、時間の節約をしたい方や、細かい種目をやるのが面倒に感じてる方は、補助種目をチューブトレーニングで行うというのも良いでしょう。

エクササイズチューブの強度選び

エクササイズチューブには強度が何種類もあるのでどれが合うのか迷ってしまうかもしれません。

チューブを束ねたり、持つ位置である程度調節できますが、やはり数種類そろえた方がきちんと適切な負荷にできて、効率的です。

束ねたり、短く持ったりに頼り過ぎるとどうしてもチューブの弱点が大きく出てしまうし、無理すると切れそうに思えることもあるので、思い切って伸ばせません。なるべく強度の強いものまでそろえることをおすすめします。

強度が弱めのチューブは思っていたよりも弱めなので、若い男性やある程度筋力に自信のある方は強度の高い方だけ揃えれば十分だと思います。

最初強度が高すぎると感じても、初心者の方はすぐに筋肉はつかなくても、筋力アップは神経の慣れもあるのでかなり速いです。

私自身も最初イエロー~グリーンまで買いましたが使ってみて強度が弱かったので、すぐそれ以上のチューブを買い足しました。

私が使ってみた感覚からの個人的な目安としては、私の愛用している「セラチューブ」の場合、女性や高齢者、リハビリに使う方などはイエロー~グリーン、男性はグリーン~シルバーが良いと思います。

これで準備運動から本番まで対応できるでしょう。筋力に自信のない方はまず弱い方から順に試してください。