おすすめの重量調節式ラバーダンベル
私が自宅での筋トレに使用しているおすすめのダンベルを紹介しています。
お金とスペースを節約して効率的なトレーニングができる重量調節式
ダンベルには、
- 固定タイプ
- プレートの付け足しで重量調節ができるタイプ
などがあります。
筋トレでは成長、種目に合わせた重量で鍛える必要があるので、固定ダンベルではお金と場所が多く必要になってしまいます。重量調節の手間はかかりますが、自宅で行う方の場合は費用とスペースから考えて、重量調節式の方が良いでしょう。
重量調節式のダンベルにも多くの選択肢がありますが、私はティズスタイルのラバーダンベルを使用しています。
私が自宅での筋トレに向いていると思うスクリュー式シャフト、床の傷や騒音を防ぐラバー付きという条件を満たした上で、低価格(しかも送料無料)のダンベルだったのでこちらを選びました。
届いたティズスタイル・ラバー付きダンベルのレビュー
今回は20kg×2のセットを購入したので2箱届きました。
シャフトの太さが28mmと、よくある規格なので、20kgで足らない種目では、元々持っていた別メーカーのプレートを追加して使っています。
開けると1番上にゴムカバー。
画像ではわかりにくいかもしれませんが、ややオレンジ味のある明るいレッドです。レッドのほかにも、イエロー、ブルー、ホワイト、ブラックから選べます。
このリング状のゴムカバーを避けると、1枚ずつパックされたプレート、そして、シャフト、カラー(留め金のリング)が見えます。
このように、丁寧かつ無駄なスペースなく梱包されているので、物流コストを下げることで低価格・送料無料を実現しているのかなという印象をうけました。
届いたら1週間以内に注文した通りに入ってるか中身をチェックしましょう。プレートだけでなくシャフトも込みの重量です。
以前、別メーカーの金属製のダンベルやラバーダンベルを買った時は、表面に劣化防止のグリスが塗られていたようで、触ると手が汚れたり、少しニオイが気になったりしましたが、
こちらは予め拭き取られているのか、元々グリスが使われていないのかわかりませんが、買った時点で油が手についたり異臭がしたりということはなかったです。
自宅でのダンベルトレーニングにおけるラバーの利点とは?
箱やパックから出して全てのプレートにラバーを装着すると↓のようになります。(20kgセット1箱分)
ラバーなしなら、もっと安かったり、取り付けの手間がなかったりで、ラバーがなくても良いと思う方もいらっしゃるかもしれませんが、私がラバー付きのダンベルを選んだのにはそれなりの理由があります。
ラバーで床やダンベルの塗装を保護
ラバーに包まれることによって、床を傷つけてしまう心配がないだけでなく、組み換え時のプレートの持ちやすさ向上や、プレート同士の衝突などによるペイントの剥がれを防ぐ効果もあります。
今回、私が購入したような自宅用の低価格なダンベルは、ジムなどに置く業務用のダンベルと比較すると、そこまで頑丈で粗のない塗装ではないので、やはり、ラバーでカバーしておくに越したことはないです。
以前はクロームメッキのダンベルを使用していたのですが、メッキが結構剥がれてきて、ダンベルフライなどの最中に剥がれたメッキが口や目の中に入ってしまうなんてこともありました。剥がれたとこから錆が発生したりもしました。しかし、ラバー付きなら、そのような心配は要りません。
ラバーで騒音を防ぐ
意外と気になるのが、プレートにプレートを重ねるように床に置いたり、重量調節でプレート同士が当たる時の騒音ですが、このダンベルのラバーはプレート側面の外周までカバーしているので、そういった騒音も防ぐことができます。
ラバーの装着作業について
ラバーの装着については、1番小さい1.25kgプレートのラバーの伸縮性があまりないのか、サイズがぎりぎりなのか少し苦労しました。
といっても、1分もあればつけられますし、慣れるとスムーズです。
大きいプレートからつけた方が、コツがつかめて1.25kgプレートも簡単につけられるかもしれません。
ただ、大きいプレートは重い分、直に床の上で作業を行なうと傷をつける可能性があるので、座布団やマットの上でラバーをつけましょう。
ラバーを装着した状態で20kg×2のセットを組み立てると↓のようになります。
プレートが落ちにくいスクリューシャフト
重量調節式のダンベルには、レンチ式とスクリュー式のシャフト&カラーがありますが、緩んでも一気にプレートが落ちてしまうことがないスクリュー式の方が安全性が高いので、トレーニングに集中できます。
ただし、カラー(留め金)の締め方が甘いとダンベルカールなどのダンベルを回転させるような種目では稀に緩むことがあるので注意が必要です。
スクリュー式なら、そのような場合にも、直ちにプレートが落ちる心配はありませんが、動作を一時中止して締め直す必要があるので、筋トレの効果が減ってしまいます。
まずは、しっかりカラーを締めることが大事ですが、より強く固定するコツとしては、「カラーを締めた方向にプレートを回す」というものがあります。少ししか回りませんがこれで固定力がアップします。
この方法できつく締めると、分解するときにカラーが硬すぎて回せないことがあります。この場合は、プレートを回して締めた時と逆方向に回すと簡単に緩めることができます。
ダンベルセットの重量選びについて
初めてダンベルを購入される方は重量で迷うと思います。
スポーツ用品店などに展示されているダンベルを手にとってカールしてみたり、立った状態で持ち上げたりして重さのフィーリングを確認するというのは、やってしまいがちなんですが、種目によって扱える重量というのが全く違うので、そのような重さの確認方法にはあまり意味がありません。
このダンベルカールや、立った状態で頭上にダンベルを持ち上げる動作(ダンベルショルダープレス)に比べると、ダンベルスクワット、デッドリフトなどははるかに高重量が扱えます。
また、バストアップ効果で人気のダンベルベンチプレスも、(体重にもよりますが)腕立て伏せが余裕なら、最初から20kgセット(20kg×2)で10回以上できてしまったり、すぐに上がるようになると思います。
筋トレでは基本的には10回くらいできる重さに設定するのが効果的とされています。
なので、軽いダンベルしか使えない種目を基準に購入するダンベルの重さを決めてしまうと、重いダンベルがあつかえる種目では、何十回も出来てしまって、疲れたり時間がかかる割りに効果がえられにくくなります。
しかし、基本種目ほど重いダンベルが使える傾向にあり、また、ホルモンバランスを変えて筋肉を発達させたり脂肪を減少させる効果も高くなります。
なので、そこまでマッチョやムキムキを目指すわけでなくても、「基本種目を重視した効果的な筋トレ」のために、20kgセット~30kgセットあたりがおすすめです。
最軽量はシャフトのみで2.5kgです。そこから、2.5kg単位で調節できるので、いきなり、30kgセットを購入したからといって、いきなり30kgから始める必要はありません。
20kgセットまでに比べて、25kgセット、30kgセットのシャフトはプレートが多くつけられるように少し長くなっています。
ダンベルの重さ | シャフトの長さ |
---|---|
20kgセット以下 | 355mm |
25kgセット以上 | 410mm |
今回が初めての重量調節式のダンベルの購入で、長めのシャフトを持っておらず、いつか30kgで組もうと思っている人は、なるべく最初から30kgセットを購入されることをおすすめします。
あとからプレート単体で追加することも可能ですが、シャフトが短いとあまり重量アップができなかったり、出来てもシャフトの長さに余裕がなく、緩んだ時に危険だったりします。
また、今回紹介しているダンベルには片手と両手のセットがあるので間違えないようによく確認しましょう。 主要な種目ほど、片手ではバランスが悪くてできないものが多いので、両手のセット推奨です。