パワーラック
パワーラックがあると自宅(ホームジム)でもかなり本格的なバーベルトレーニングが安全、快適にできます。
私が自宅で使用しているマーシャルワールドのスーパーパワーラックは、ベンチプレスやスクワットなど効果の高い主要種目での安全性を保つためのセーフティーバーが貫通式で、横幅も十分あり、それでいて低価格だったのでこれを選びました。
強度が高くセッティングがスムーズな貫通式のセーフティーバー
スーパーパワーラックのセーフティーバーはセッティングしやすく、それでいて強度が高い貫通式です。
ただ、薄く黒いコーティングがしてあって、使い込むと擦れてセーフティバーに傷ができるのが少々気になる点です。しかし、これのおかげで抜き差し時の騒音を防げているようです。
貫通式のセーフティーバーは使いやすいけど抜き差しする時にキーキー音がするという話もよく聞きますが、これなら音は気になりません。
スーパーパワーラックの耐荷重量
スーパーパワーラックのセーフティーバーの耐荷重量は約200kg、ラックホルダーの耐荷重量は約120kgとされていますが、実際何度もそれ以上(150kg)でセッティングしても全く問題はありませんでした。200kg程度で使っている人もいますが、大丈夫なようです。
しかし、この値段でこの頑丈さは凄いと思いますが、トレーニング時は念のため耐荷重量の目安を守って無茶はやめましょう。耐荷重量の目安を守っていればまず安全です。
もっと高いレベルを目指してトレーニングする方はそれに見合った強度を持つパワーラックを選びましょう。
安定性の高いチンニングバー
スーパーパワーラックの天井部分には、チンニング(懸垂)をするためのチンニングバーがついています。
このバーを使ったチンニング(懸垂)時のグラつきはほとんどありません。パワーラックは非常に頑丈で安定性に優れているので、チンニングスタンドより多少スペースはとるものの、チンニングスタンド以上に良い条件で快適にチンニングができると思います。
スーパーパワーラックのチンニングバーには、ローレット加工(滑り止めのザラザラ加工)が施されていますが、かなり弱めになっています。
しかし、チンニングバーはリストストラップが若干きちんと巻きにくいので、ローレット加工が弱い方が巻きやすくて良いと思います。
チンニングの時にリストストラップをあえて使わないという人は握力強化を狙っているわけですから、この場合もローレット加工はきつくない方が良いでしょう。
スーパーパワーラックのサイズ
スーパーパワーラックのサイズは横幅115cm、奥行き95、高さ200cmです。
大き過ぎず小さ過ぎずの平凡なサイズですが、家庭で使うにはバランスのいいサイズだと思います。
大き過ぎても置き場所に困りますし、幅が狭すぎてまともにベンチプレスができるかすら微妙に思えるパワーラックもあるので、注意してください。
購入予定のパワーラックのサイズと置く予定の場所の広さをよく見て検討してください。この時、壁にぴったりつけてしまうとバーベルがセッティングできない事も考慮に入れましょう。
スーパーパワーラックの組み立てについて
スーパーパワーラックは一人でも組み立てられました。工夫すればかなりスムーズにいくと思います。
このパワーラックでも一人だとそれなりに苦労しますが、これ以上のクオリティの重厚なフレームのパワーラックだと一人で組み立てるのはちょっと厳しいと思います。
スーパーパワーラックには一応レンチ代わりになるものが付属してきますが、とてもパワーラックをまともに組み立てられるようなものではありません。
パワーラックを組み立てる場合、ラチェットレンチと普通のスパナを1つずつ用意しておいた方が良いです。
きつく締めすぎるのも歪みの原因になるので良くないそうですが、安定するまで締め込むためには必要ですし、工具がそろっていると作業がずっと楽になり、組み立て時、使用時の安全性が高まります。
コンパネ(木板)を床に敷いた上に置くと、高重量トレーニングでも安心感があるため集中出来て、床が傷つくこともありません。なるべくコンパネやマットなどの上に置きましょう。