筋トレで筋肉がつきすぎる?
筋肉をつけるためには筋トレが必要ですが、筋トレをはじめてすぐ、理想以上についてしまうということはありません。これは、筋肉をつけるために必要な条件を知ることでわかります。
筋肉量はコントロールできる
特に女性に多いのが、
「筋トレをすると筋肉がつき過ぎてムキムキになっちゃう」
ことを心配する声です。
男性でも、
「格闘家やスポーツ選手のような痩せマッチョを目指しているから、運動はするけど本格的な筋トレはしない」
とおっしゃる方もいます。
大丈夫です。筋肉が自分の理想よりつき過ぎてしまう心配は要りません。
筋肉をつける量は、ある程度、自分でコントロールができるからです。
そして、筋肉はつける量が多くなればなるほど、増やすのが難しくなります。
なので、筋肉がつき過ぎたら困る人が、筋トレをはじめた途端に筋肉をつけ過ぎてしまうということはありません。
筋肉を増やすために必要なこと
筋トレで、現状より筋肉を増やすのに必要な条件がいくつかあります。
筋肉をつけるためには筋力アップが必要
筋肉を大幅に増やすには、1度も持ち上がらないような負荷を軽々と何度も持ち上げられるくらいに筋力アップしなければなりません。
なので、トレーニングで扱う負荷のアップをとめれば、筋肉の成長もそこで停滞しはじめます。
ただし、軽すぎる負荷でやっていては、いつまで経っても効果は体型に現れません。
筋トレをやめて、運動量や食事量などの生活習慣を元に戻せば、元の体型に戻ります。
大幅な筋力アップには時間がかかりますので、起きたら突然ムキムキになっていた!なんてことは、もちろんありません。
様子見しながら丁度よいと思うところで、その時のレベルのトレーニングを続けて維持すれば良いのです。
筋肉をつけるためにはカロリーが必要
また、筋肉を増やすには、食事によるカロリーも必要です。
マッチョな太い筋肉になりたくない人は、脂肪がつくことも嫌がるので、細身を維持するために摂取カロリーを抑えている場合が多いと思います。
そのような条件下では、体脂肪と同様に、筋肉が太く大きく育つこともありません。
「食事の摂取カロリーや栄養バランスが同じ」であれば、筋トレによるカロリー消費や代謝のアップによって、むしろ以前より細身の体型になります(運動した分、無意識に多く食べてしまえば別ですが)。
そして、これまで体脂肪に送られていた栄養が、正しい筋トレの効果により、筋肉に運ばれることになるので、
単に細身になるだけでなく、メリハリのある筋肉質な体型に変化します。
特に女性の場合は、体脂肪がつきやすく、筋肉がつきにくいので、ムキムキを目指して超本格的に鍛えた上で、
更に、筋肉をつけるための食事管理を継続しなければムキムキにはなりませんのでご安心ください。