バックプレス
バックプレスとは、頭の後ろでバーベルを持ち上げて肩を鍛える筋トレです。特に三角筋中部(側面)に効果があるので肩幅を作るのに有効です。
やや肩を痛めやすい種目でもあるので、負荷設定と動作は慎重に、正しいフォームでバックプレスを行ってください。
バックプレスで鍛えられる筋肉
- 三角筋
- 僧帽筋上部
- 上腕三頭筋
バックプレスのやり方
- 首の後ろにバーベルを肩幅より少し広いくらいの手幅で持って立つ。
- 肘を伸ばして頭上に持ち上げる。
- 耳くらいの高さまでゆっくり下ろす。
※2~3繰り返し。
バックプレスのポイント
- 常に三角筋を意識する。
- 前腕を床と垂直に保つ。
- 背中を丸めない。
- 無駄に反動を使わない。
- 肘を外側に開かない。
- 耳より下まで降ろすと肩を痛めるので注意。
バックプレスで肩を痛めないように気をつけること
肩関節は複雑な動きが可能な分、デリケートなので、ちょっとしたことでも痛めてしまうこともあります。バックプレスは肩関節の硬い人が、間違ったフォームや無理な重量で行うと、肩を痛めてしまうことが多い種目です。しかし、バックプレスは肩を効果的に鍛えられるのでメニューから外したくない人も多いと思います。痛めないように、適正な重量と正しいフォームを確認し、入念な肩のアップを行いましょう。
ダンベルショルダープレスとサイドレイズで代用!
扱える負荷ではバックプレスには敵いませんが、肩の横の部分を鍛えるのならダンベルで行うショルダープレスの方が肩関節に負担がかかりにくい自然な軌道でトレーニングできます。ダンベルショルダープレスで代用する場合は、肘を体の前ではなく、横で動作するようにしましょう。サイドレイズも肩の側面を集中的に鍛えられるので、肩幅を作るのに有効です。
シーテッドバックプレスで肩に負荷を集中!
バックプレスもフロントプレスと同様に、ベンチに座って行うで反動の利用を防ぎ、肩を集中的に鍛えることができます。