ベントオーバー（グッドモーニング）
ベントオーバーは、グッドモーニングとも呼ばれる脊柱起立筋、大臀筋を鍛える筋トレです。
ベントオーバーは、バーベルなどを担ぐとかなり本格的なトレーニングになりますが、自重のみで行う場合、非常に負荷が軽い種目になります。なので、しばらく運動不足で、いきなりバックエクステンションをやるのは不安という方が、まず背筋のリハビリを行うという時に向いている種目でもあります。
ベントオーバーで鍛えられる筋肉
- 脊柱起立筋
- 大臀筋
ベントオーバーのやり方
- 肩幅より広いスタンスで立ち、両腕を胸の前で組む。
- 背すじを伸ばしたまま、膝を少し曲げながら上体をゆっくり倒す。
- 状態をゆっくり起こして元の体勢に戻る。
※2～3繰り返し。
ベントオーバーのポイント
- 背筋（脊柱起立筋腹直筋）を常に意識し、緊張がとけないようにする。
- 腰に負担をかけないをかけないように膝を軽く曲げ、お尻を後ろに逃がしながら上体を倒す。
- 手は頭の後ろに組んで行っても良い。
ベントオーバーで正しいフォームの基礎を学ぶ！
基本的に自重で行うベントオーバーは、まともに鍛えるのには向きませんが、デッドリフト、ベントオーバーローイング、スクワットなど、背中や脚の主要な効果の高い筋トレの正しいフォームや動作を習得するための土台としてやっておきたい種目です。
軽い負荷でも油断しない！
負荷が軽いからと言って、雑にやってしまうと腰を痛める原因や、近い動作が含まれる他の種目のフォームが崩れてしまう原因になるので、必ず丁寧に正しいフォームを心がけてベントオーバーを実践してください。
負荷を上げて本格的に鍛えよう！
ベントオーバーでしっかり鍛えたいという人は、バーベルを使ったバーベルベントオーバーや、エクササイズチューブを使ったチューブベントオーバーなどで負荷を上げましょう。多少負荷があった方が、実際にスクワットなどでトレーニングする時のフォームの感覚がつかみやすいと思います。