チューブの強度の調節方法
チューブトレーニングは、強度を調節できるので、年齢や体力問わず、自分に合わせた効率的な筋力トレーニングができます。
チューブの強度の調節方法は4通りあります。
1.チューブの強度を選ぶ。
エクササイズチューブには様々な強度のものが販売されています。
色によって強度を分けてありますので、複数そろえても使い分けられます。
そろえた中から、実践する種目で自分が発揮できる筋力にあった負荷になるように、チューブの強度を選択します。
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基本的には、自分の筋力にあったものが1本あればトレーニングはできます。
しかし、理想としては、例えば3本以上選び、その中で、
- 1番強いチューブでチューブスクワットやチューブデッドリフトなど最も高負荷が扱える種目
- 2番目に強いチューブでチューブチェストプレスやベチューブベントオーバーローイングなどの大胸筋や広背筋を鍛える種目
- 1番弱いものでチューブカールなど腕の種目
というように使い分けるのがベストです。
2.チューブを持つ長さを変える。
同じ強度のチューブでも持つ位置を変えることによっても負荷は調節できます。
最初にチューブを持つ時の両手の間隔が狭くなるほど負荷が強くなり、広くなるほど弱くなります。
ただし、広げすぎるとスタート位置でたるんでしまったり、狭すぎると十分伸ばせなかったり、切れてしまったりするので注意しましょう。
この方法は筋肉に与えられる負荷は変わるものの、実際にはチューブの強度の調節方法ではありませんが・・。
3.チューブを二つに折り重ねる
1本のチューブを二つに折り重ねるだけで、簡単に2倍の強度のチューブになります。
ただし、負荷が2倍というのは、イメージ以上に一気に強力になり、あまり細やかな調整ではないので、注意してください。
4.複数のチューブを束ねる
2本以上のチューブをまとめて持てば、合計した強度になります。
すべてのチューブが、スタートポジションできちんと張るように持ちましょう。
4つの調整方法を組み合わせる
以上の4つの調整方法を駆使すれば、ほとんど全ての人の筋力の違いや種目にあった負荷に対応したチューブの強度に設定できると思います。
「1.チューブの強度を選ぶ。」のあと、「2.チューブを持つ長さを変える。」で微調整するのはもちろんですが、
更に、3と4の方法を組み合わせることもできます。
例えば、4の「複数のチューブを束ねる」で強めと弱めのチューブを組み合わせます。
次に、3の「2つに折り重ねる」を組み合わせて、弱めのチューブを2重にします。
- 強めのチューブのみ
- 強めのチューブ + 弱めのチューブ
- 強めのチューブ + 弱めのチューブ2倍
強めのチューブを2重にしてしまうと、一気に強度が上がってしまいますが、弱めの方であれば、強めのチューブと合わせた全体としては、極端な上がり方はしません。
最弱のチューブは1.25kgプレートの役割
このように、細やかな強度の調整が可能となり、
販売されているチューブの強度の種類では足りない“隙間の負荷”にも対応できます。
なので筋力が高い人でも、一番弱いチューブも1本持っておくと便利かもしれませんね。弱いチューブは、ダンベルやバーベルでいうと、1.25kgプレートのような役割をしてくれます。
強度を微調整して、自分の成長や種目に合わせた負荷がかかる、ベストなトレーニングができればより効果が期待できます。
どれくらいの負荷が良いのか?については、
こちらで確認してください。→筋トレの効果がもっとも出る負荷と回数とは