アスリートサプリはお得

アスリート向けサプリがいかにお得か、という事をこのページで紹介していきたいと思います。筋トレやダイエットでの食事管理において、最も重要なサプリメントであるプロテインを例にとって見ていきましょう。

無駄が少ない栄養成分

例えば、ダイエット目的の人はダイエット用のプロテインを選ぶのが当然の選択だと思います。しかし、その選択は正しいのでしょうか?

実は同じ量のプロテインでもほとんどの場合アスリート向けの方が多くタンパク質が入っており、栄養成分に無駄がありません。

あるダイエット用のプロテイン(ココア味)は一食分25gのうちタンパク質が10.9gで含有率が43.6%です。これに対し、あるアスリート向けブランドのプロテイン(チョコ味)は一食分33gのうちタンパク質が22.3gで70.3%と遥かにダイエット用を上回っています。そもそもプロテイン(タンパク質)含有率が43.6%と半分以下の製品をプロテインと言っていいのかすら微妙に感じます。

そのダイエットプロテインには炭水化物(糖質)の量の表示がありませんが、脂質、カロリーは同程度ですから、タンパク質以外に多く入ってるのは炭水化物でまず間違いありません。

おそらく砂糖や果糖などが多く入っているのでしょう。確かに砂糖や果糖が多ければおいしいかもしれませんが、ダイエットのためなのに多く入っていては逆効果になってしまいます。このダイエット用プロテインで褒められるところといえば、食物繊維が入っていることですが、食物繊維は食物繊維のサプリメントを別で買ったがかなり安く済みます。

しかも、タンパク質より安く手に入る炭水化物が多く入っていて原価は低いはずなのに、タンパク質の含有率が高いプロテインよりも同量の値段が高いというのは損です。

こういうタイプの製品はパッケージや小分けの中袋、宣伝に費用がかかっているので、品質の割りに値段が上がってしまっています。

タンパク質に換算して値段を考えればアスリート用の方が遥かに安く済み、無駄なものを摂ってしまう心配もありませんし、ダイエット用を飲めば痩せて、アスリート用を飲めば筋肉がつくというわけでもありません。少なくとも成分を見る限り、アスリート用の方がダイエットにも向いています。

要はサプリメントをとる目的である成分が、多く安く効果的にとれるという事が大事なので、商品名に惑わされないように注意が必要です。目的の栄養成分の含有率(含まれている割合)をチェックしましょう。サプリメントの代表としてプロテインで比較しましたが、もちろん他のサプリメントも同様の傾向にあります。

高品質低価格なわけ

なぜ、このようなことが起こるかというと、アスリートやトレーニーは肉体改造には食事が重要であるということをよく知っており、栄養生理学の基礎をある程度学んでいます。

そのため、品質の良いサプリメントを自分の知識で選ぶことができ、それを積極的に取り入れます。

以上のようなことから、アスリート向けサプリメントの宣伝を闇雲にしても意味はないですし、栄養成分が本当に優れているものしか売れないので、アスリート向けサプリメントは品質が良くて低価格なのです。

スポーツやトレーニングなどで肉体改造をしようという人よりダイエットの方が一般的で圧倒的に人口も多いので、情報や商品にも需要があります。

そうなればテレビやネットではダイエット向けの番組、宣伝を多く組みます。番組も宣伝のうちですから、あまり痩せたい人にとっても本当に有効な知識が基礎から長々と説明されるということは少なくなってしまいます。

ですが、それを教科書代わりにしてしまうのが普通だと思いますので、わざわざ自分で栄養や体の知識の基礎を専門書で学ぼうという人はなかなかいません。

そうなると、どうしても一般向けのダイエット用品は、品質よりも宣伝を重視する方が良いということになってしまい、アスリート向けのサプリメントに比べると品質とコストの面で劣ってしまう傾向にあるわけです。

大容量パックだからこその割安

ダイエット向けに販売するものは基本的に長期に渡って消費してもらうことよりも、多くの人たちに知ってもらって1回でも買ってもらおうという事が目的になります。そして一定の期間が過ぎるごとに目まぐるしく新しい商品が出てきます。

それに対し、アスリート向けは長期に渡って消費してもらうことを前提にしているので、品質が優れている要因でもありますが、ダイエット向けに比べるとかなり大容量のパックがある製品がほとんどです。もちろん少量パックもありますが。

ダイエットも一時的ではなく生きている限り継続するものですから、サプリメントもずっと使うわけです。なので、ダイエット向けの少量パックを何度も買うより、アスリート向けのお徳用の大容量を買った方がずっと安く済みます。しかも最初にいったように、目的の成分の含有率もアスリート向けの方が高いので更にお得です。

私が現在愛用している「DNSプロテインホエイ100チョコレート風味」という製品の少量パックと大容量パックを比べてみましょう。

  • 350gパック\1,680→1g\4.8(⇒3000g\14,400
  • 3000gパック\11,025→1g\3.675

と大容量の方がかなりお得です(ケンコーコムでの価格)。

同じ3000gに換算すると、350gパックの方は【3,375円】も高くなってしまいます。約30%増です。しかもずっと続くわけですから、2回、3回と繰り返せば7,350円、10,125円とどんどん損をしてしまうことになります。350gというのはアスリート向けでいえばお試し用なんですが、ダイエット向けではこれより大容量なのはないのが普通です。

同じアスリート向けの同一の製品で比べても大容量と少量というだけでこれだけ違うわけですから、目的のタンパク質含有率の低いダイエット向けとして販売されてるプロテインと比べたら、更にとんでもない価格差が生まれる事になります。

強いていえば、アスリート向けブランドが販売しているダイエット向けパッケージのプロテインなら、350gより多いものもありますが、やはり、あまり大容量がないので継続には向きません。

サプリメントを購入する場合は、ダイエット向けではなくアスリート向けに販売されている大容量を購入するのが買い物上手といえるでしょう。

飲みやすいフレイバー(風味)

アスリートは気まぐれでサプリメントを購入して、一時的に飲むわけではなく、継続的に飲みます。つまり長期でみればかなり大量に消費します。

ですから、品質にこだわるだけでなく、味も飲みにくいものは嫌うので、飲みにくいアスリート向けのサプリメントははっきり言って売れません。

商品の移り変わりが激しいダイエット向けと違い、リピーターの確保が重要ですから、アスリート向けプロテインは品質だけでなく、"飲みやすさ"でもかなりの競争をしていると言えます。もちろん、目的の成分の含有率を高くキープしたままです。

さきほども価格の比較で少し出てきましたが、私が現在愛用しているおすすめのプロテインを紹介します。

DNSプロテインホエイ100というプロテインですが、最初の方でダイエット用品と比較したのもこのプロテインです。プロテインはダイエットや筋トレにおいて、最も重要なサプリメントです。

アスリート向けは大容量パックがあるといってもDNSプロテインホエイ100の3000gは、国産としてはかなりの量でお得ですからおすすめです。

DNSという名前はあまり聞かないかもしれませんが、松阪大輔選手、ダルビッシュ有選手など様々なトップアスリートの肉体改造をサポートしている信頼できるサプリメントブランドです。

また、DNSはコストパフォーマンスや味、品質が良いだけではありません。ある程度の知識がつくと必ずといっていいほど不快感をおぼえてしまう、ウェイトゲイナー(プロテイン含有率が低い増量用サプリ)にプロテインという名前をつけて販売したり、なぜか競技別にプロテインが存在したりなどということがなく、販売姿勢にも好感が持てるのでとても気に入っています。