リバースプッシュアップ
リバースプッシュアップは、ベンチやイスなどに背を向けた状態で手を置いて、屈むことによって上腕三頭筋を鍛える筋トレです。
もう一つベンチなどを用意して、そこに脚を乗せて行うようにすると負荷が高まります。
リバースプッシュアップで鍛えられる筋肉
- 上腕三頭筋
- 広背筋
- 三角筋
リバースプッシュアップ(スタンディング)のやり方
- ベンチを背中にした状態で、ベンチに両手をつき、腕は伸ばしたまま、脚を前に出して膝を曲げる。
- 肘を曲げて腰を降ろし、上腕三頭筋に負荷をかける。
- 肘を伸ばして腰を持ち上げ元の位置まで戻る。
※2~3繰り返し。
リバースプッシュアップのポイント
- 脚腰の力でなく、上腕三頭筋の筋力で支えて動作する。
- 動作は上腕三頭筋に負荷がかかるようにゆっくり行う。
リバースプッシュアップで広背筋を鍛える
プッシュアップというのは腕立て伏せのことで、つまりリバースプッシュアップは逆向きの腕立て伏せということです。
通常の腕立て伏せでは体幹部分は大胸筋や三角筋(肩)前部など表側が鍛えられますが、リバースプッシュアップは背中側の広背筋や三角筋後部などが鍛えられます。
あまり強い負荷はかけられませんが、背中を鍛えたい場合は手幅を広めにとりましょう。
リバースプッシュアップは上腕三頭筋の短頭に効果がある
上腕三頭筋には長頭、短頭(内側頭、外側頭)があり、肘が頭上に近い位置だと長頭、下の方にあると短頭が強めに鍛えられます。
リバースプッシュアップは下に肘があるので、短頭の方への負荷が強くなります。