通常の腕立て伏せでは効率が悪い？

ただ黙々と腕立て伏せをやっていてもなかなか効果を実感できないと思います。

腕立て伏せの効果的なフォームとは一体どんなものでしょうか？

目的によって様々なフォームがありますが、腕立て伏せと言えば、やはり、たくましい厚い胸板にする、バストアップするなどの目的で行っている人が多いと思います。太りにくい体質を造りたい人も、胸などの大きい筋肉から鍛えるのが有効です。

ベンチプレスなどの経験がなければあまり知る機会がありませんが、常に胸を張り、肩甲骨を寄せたフォーム、背中を反ったフォームで行うことで胸に負荷を集中させることができます。

このフォームで行わないと、肩が前へ出てしまって負荷が分散し、胸の発達はあまり期待できません。

しかし、腕立てで胸を張ったこのフォームで行うと、すぐに体が地面についてしまい、稼働域が少なくなってしまいます。

プッシュアップバーで効果的な腕立て伏せ

トレーニングでは、ターゲットに負荷を集中させ、広い稼働域を使い、筋肉を伸展収縮させることが効率の良い成長への鍵です。

もちろんダンベルやバーベル、ベンチを使ってベンチプレスが出来れば1番良いのですが、環境が整っていない人もいると思います。そういう方やベンチプレスの仕上げなどに腕立て伏せを行う方に、プッシュアップバーをおすすめします。

プッシュアップバーで効果的な腕立て伏せをやれば、通常の腕立て伏せと同じ労力でも速く効果が得られ、通常の腕立て伏せより頭打ちしにくいので効率的です。

しかも、速く胸の筋肉を追い込めるのでトレーニング時間が短くて済みます。

腕立て伏せでは負荷が足りないから、ベンチプレスをやっているという人も、ウェイトの設定が減ると楽ですから、アップや最後の追い込みなどにおすすめです。