チューブアップライトローイング
チューブアップライトローイングは肩の筋肉を鍛えるチューブトレーニングの種目です。
チューブアップライトローイングで鍛えられる筋肉
- 三角筋後部
- 僧帽筋
チューブアップライトローイングのやり方
- チューブの真ん中を踏み、両端を持って正面に手を置く。
- 肘を横に張りながら肘が水平になるくらいまで手を上に挙げる。
- 負荷が抜けないところまで手を降ろす。
※2~3繰り返し。
チューブアップライトローイングのトレーニングポイント
- 僧帽筋上部を重視する場合は、首をすぼめるようにして手をもっと上まで挙げる
- 手を下ろした時でもしっかり負荷がかかるような位置でゴムチューブを持つ。
- 肩を支点に、肘が弧を描きながら90°回転させるイメージで行う。
チューブショルダープレスとチューブアップライトローイングで補助に使われる筋肉の違い
チューブアップライトローイングは多関節種目なので、チューブショルダープレスと同じように、三角筋や僧帽筋を高い強度で鍛える事ができます。
また、チューブショルダープレスが上腕三頭筋を補助的に使うのに対し、チューブアップライトローイングは上腕二頭筋を補助的に使うので、それぞれ違った刺激が得られます。
肩関節の複雑な動きに対応するため、肩の筋肉も複雑になっているので、多くの種目で多角的に鍛えると効果的です。
チューブショルダープレスとチューブアップライトローイングの「稼動域」の違い
稼動域に関しても、左の図のようにチューブショルダープレスが肩を支点に、水平辺りから垂直まで肘を上方向に90°動かすのに対し、チューブアップライトローイングやレイズ系は垂直下方向から水平辺りまで動かします。
種目によって稼動域が違いますので、全ての稼動域をムラなく鍛えられるようにメニューを組みましょう。
チューブアップライトローイングに最適なチューブの強度とは?
チューブアップライトローイングは肩(三角筋)の他にも、上腕二頭筋(力こぶの筋肉)なども使うため、レイズ系のチューブトレーニングに比べるとやや強めのチューブで鍛えることができる種目です。