バーベルベントオーバー(グッドモーニング)

バーベルベントオーバーとは、バーベルを肩に担いでおじぎのような動作で、下背部(脊柱起立筋下部)を鍛えるトレーニングです。
その動作からグッドモーニングとも呼ばれています。

バーベルベントオーバーで鍛えられる筋肉

  1. 脊柱起立筋
  2. 大臀筋

バーベルベントオーバーのやり方

  1. バーベルを担いで肩幅より少し広いくらいの足幅で立つ。
  2. 背中を丸めないように胸を張りながら上体を倒す。
  3. 上体を起こして元の体勢に戻る。

※2~3繰り返し。

バーベルベントオーバー(グッドモーニング)のスタートポジション バーベルベントオーバー(グッドモーニング)のボトムポジション

バーベルベントオーバーのポイント

  • 背中を丸めないように胸を張り常に正面を見る。
  • 上体を倒す時に膝を軽く曲げ、お尻を出す。
  • 膝をつま先より前に出さない。
  • 扱える負荷が上がってきたらベルトを使う。

バーベルベントオーバーは腰を壊す?

ブルースリーがグッドモーニング(ベントオーバー)を行って腰を壊したという、嘘か本当かわからない有名なエピソードがあります。

確かに、この種目のように高負荷が扱えて、かつ下背部を刺激するタイプのトレーニングは、無理な重量で行ったり、フォームがおかしいと腰を痛めやすいです。バーベルベントオーバーに限った話ではありません。

高重量な種目は回復期間を十分に設けることも必要ですね。

バーベルベントオーバーで腰を痛めないためには、
無理な重量を扱わないこと、
そして、膝を軽く曲げ、少しお尻を後ろに出すようにして、バーベルデッドリフトバーベルスクワットなどに近いフォームで行うようにしましょう。