筋トレ用の灯油ポリタンクの準備

灯油ポリタンクはそのままでもある程度は筋トレに使えますが、今回はもう一工夫加えてみたいと思います。

筋トレ仕様にカスタマイズした灯油ポリタンク

下の写真のように少し工夫することによって多くの種目がやりやすくなり、手首の怪我なども防ぐことができます。

種目によって使いやすい方が違うので、本体の取っ手と付け足した取っ手を使い分けましょう。

また、この取っ手が目印になるので、間違って水をストーブに入れて故障させてしまうこともありません。

灯油ポリタンクの取っ手を使い易く

取っ手の材料

私が作った取っ手の材料は、ホース、ポリエチレンロープなど、灯油ポリタンクも含めてホームセンターで手に入るものです。

取っ手の材料やポリタンクは、近くにホームセンターがない場合、オンラインでも注文できます。

参考までに以下にリンクを紹介しておきますが、家にたまたまあったものを使ったため、私が使ったものとは同一のものではありません。
なので、全く同じように使えるかはわかりませんが、おそらく大丈夫だと思います。

実店舗にしてもネットショップにしても、購入する際は、ホースの穴に2本通る程度の太さのロープを選んでください。多少硬い方が通し易くなります。

取っ手のつくりかた

上の写真を見れば特に説明の必要はないかもしれませんが、一応簡単に説明しておきたいと思います。

  1. まず、ホースを灯油ポリタンクの取っ手より少し長めに切ります。
  2. 適当な長さに切ったロープの端っこをホースに通します。
    (あとで結ぶ時に調節できるように少し長めに切っておく方が失敗がありません)
  3. ホースに通して出てきたロープを、タンクの取っ手に絡めて、さきほどロープを出した方からもう一度ホースに通します。
  4. ホースのもう片方からは、切断したロープの両端が出てる形になるので、それをタンクの取ってに絡めて、丁度いい長さのところで結びます。

以上です。
文章だとややこしく思えるかもしれませんが、写真の通り、実際はシンプルです。

このようにして取っ手をつけてみましたが、多くの筋トレがかなりやりやすくなったり、直接タンクの取っ手を握った状態では難しい種目も、いくつかできるようになりました。

もちろん違う手順でも、違う材料でも使いやすくなれば何でもいいです。

筋トレ用のポリタンクを区別しよう

水をストーブに入れてしまうと故障してしまいますので、筋トレ用のポリタンクを用意し、家の人も間違えないようにしっかりと区別がつくようにしておくことをおすすめします。

こういった点でも、ホースの取っ手は目印になって良いかもしれませんね。

水と書いた紙などを貼っておくと、更に安全です。

余談ですが、重量の調節で水が入れ替わるので、震災などいざという時の生活用水にも使えたりします。
とはいっても、中の水の量が少ないと困るので、次の筋トレに備えるという意味でも水を多めに入れておくと良いかもしれません。最初は高重量で胸や背中、脚などを鍛えてから腕など細かい部位を鍛えることになるので、あらかじめ水が多めに入ってると次の筋トレのスタートがスムーズです。

私は普段、灯油ポリタンクで鍛えてるわけではなくダンベルやバーベル、チューブを使った筋トレをおこなっているのですが、この企画用に用意したポリタンクは実際に、地震など災害時用の水が入れてあります(笑)