お酒と生活習慣
お酒が睡眠などの生活習慣に与える影響について紹介しています。
お酒は肥満への近道
お酒を飲むことは内臓脂肪を増加させる原因となったり、過食の原因となったりします。
筋肉量の低下にも影響するため、肉体改造とお酒の相性は悪いです。
依存してしまうと、日常的に飲んでしまいなかなかやめられません。
お酒の飲みすぎ自体も生活習慣病の原因になりますが、これに肥満が加われば更に生活習慣病に近づいてしまいます。
お酒とダイエットに関連することはこちらで詳しく解説しています→飲酒とダイエット
飲酒で崩れる生活リズム
生活リズムを整えることは生活習慣の中でも特に重要です。
お酒を飲むと眠くなる人が多いと思いますが、
これを利用して、お酒を睡眠薬代わりに飲んでいる人も、また多いのではないでしょうか?
しかし、ここに落とし穴があります。
お酒で寝つきはよくなるのですが、その代わり、眠りが浅くなってしまうのです。
しっかり睡眠をとって、生活リズムを整えるつもりが逆効果になっているということです。
お酒の入民効果は慣れるとなくなってくるので、寝付くためにはたくさん飲まなくてはいけなくなります。
なので、もし、同じ量でも毎日寝付けているのであればそれはお酒のおかげではありません。
お酒はただ、睡眠の質を低下させているだけです。
睡眠の質の低下がモチベーションの低下をまねく
睡眠の質が低下すれば、交感神経が活発にならず代謝が低下するため太りやすい体質になります。
正常な状態の自分と比較すると、やる気が出にくく、頭や体をあまり働かせずに過ごしてしまいます。
こういう時は、栄養バランスの整った食事をとるモチベーションがおち、ジャンクフードやスイーツに手を出してしまいがちです。
頭がぼーっとしてうとうとした状態で過ごす時間が増えるため、夜の寝つきも更に悪くなってしまいます。
このようにお酒の生活習慣への悪影響は計り知れないものがあります。
もはや、こうなってしまえば、ダイエットも筋トレも続かなくなる、あるいは質が低下して肉体改造は失敗となってしまいます。
お酒に頼らず眠るために
夜の寝つきを良くしたい場合は、毎日決まった時間に布団に入り、決まった時間に起きて、決まった時間に食事をとります。
こうして、決まった時間に決まった習慣を持ち、生活リズムを体内時計に刻みます。
そして仕事や勉強で全力を尽くして頭を使い、適度な運動をして体を適度に疲労させましょう。
モチベーションが低いので、全力を尽くすのもなかなか難しいかもしれませんが、やる気というのは、行動を起してから出てくるそうですので、まずは少しでもいいから手をつけてみることです。
全力というのも今出せる範囲の全力でかまいません。
それでもやる気が出ないときはやる気があった時の記憶を辿るのが良いそうです。
就寝前のお風呂も入眠効果や、睡眠の質を高めます。
お風呂は就寝1時間前に38~40°のお湯にゆっくりと浸かって下さい。
それでも、どうしても寝れない場合、
全く寝られないよりは質が悪くてもいいからちょっとでも寝たい場合、
こんな時にはお酒に頼るのもありかもしれません。
しかし、普段からお酒を飲んでいると効果が少ないので注意しましょう。