ホームジムには重量設定ができるダンベルを選ぼう

前回のホームジムはまずダンベルからではダンベルの特徴についてお話しました。

簡単にまとめると、
ダンベルが持つ、『省スペース、高い軌道の自由度、豊富な種目数』などの特徴から、ホームジムの中心的な筋トレ器具にふさわしい、ということでしたね。

今回は、なぜホームジムには重量が変えられるダンベルの方が良いのか?ということについてです。

ダンベルには重量固定のタイプと、重量設定ができるタイプがある

ひとくちにダンベルといっても全て同じではなくて、大きく分けると2種類あります。

一つは、重量が固定されているダンベル、
もう一つは、プレートの付け外しが可能で、重量が変更できるタイプのダンベルです。

重量固定のダンベル 重量設定ができるダンベル

重量が変更できるタイプのダンベルは、様々な条件に合わせることが可能です。

ホームジムで使うダンベルに重量設定が必要である理由

なぜ、ホームジムで使う場合、普通の固定ダンベルではなく、重量調節ができるダンベルが必要なのでしょうか?

理由1:筋肉量と使用重量の関係

その理由の一つとして、筋肉の性質が上げられます。

筋肉は筋力に比例して発達します。

なので、筋肉を成長させるためには使用重量も段階的に上げていく必要があります。

ダンベルの使用重量と筋肉量は比例の関係にあります。

ムキムキになるのが目的ではなく、
例えば、ダイエットや体型を整えるためなどが目的であっても、今より少しでも筋肉を発達させる必要があるのであれば、
条件は同じです。

理由2:種目と使用重量の関係

次に、ダンベルで行う筋トレの種目についてです。

ダンベルで行う種目はウェイトトレーニングの一種です。

ウェイトトレーニングでは、同じ人であっても、種目ごとにベストな重量が異なります。

例えば、ダンベルベンチプレスは20kgでも、ダンベルフライは10kgくらいだったりします。

この、筋肉とウェイトトレーニングの性質の2点から、状況にあわせて重量を変更する必要があるといえます。

なので、本格的なジムに行くと、たくさんの固定ダンベルが重さ順にラックに並べてあります。

しかし、ホームジムで固定ダンベルをたくさん用意するのは、スペース的にも金銭的にも非常に難しくなります。

固定ダンベルを自宅にそろえると、スペースをとり、お金もかかります!

この、『スペースと、金銭面の2点の問題』を同時に解決できてしまうのが、
重量設定ができるダンベルとなるわけです。

理由3:セット間の重量設定

更につけたしますと、
同じ種目をやる時にも全てのセットを同じ重量で行うのではありません。

  1. アップセット:軽めの重量で準備運動をかねたフォームの確認
  2. メインセット:10回くらいできる重さで行う
  3. ダウンセット:少し重量を落として仕上げの追い込み

という手順で行うのが基本となるので、ここでも重量が変更できるダンベルが必要となってきます。

それに、実際にやってみないと、なかなか自分にあった重さってわかりませんよね。

最初は、適当だと思う重量より軽めで試し、そこから現状にあった重量を探りながら調節していくことになると思います。

ちなみに、プレートが単品でも売っているものを選べば、大幅に筋力が上がっても、後から買い足して最大重量を上げることが可能です。