筋肉の発達に欠かせない3つの要素

筋肉の発達にはただ筋トレをするだけでなく「休息、食事、継続」という3つの要素も必要です。

1 筋肉の発達には休息が必要

筋肉は毎日、長時間鍛え続ければ発達するというものではありません。

むしろ、筋肉は、休みなしに鍛えれば鍛え続けるほど弱っていきます。

なので一度鍛えたら、次のトレーニングまでに適切な休息をとる必要があります。

筋トレには休養も必要です。

まず必要なのが十分な睡眠です。

寝過ぎもよくありませんが、本格的に筋トレをする場合は、通常よりやや多めに睡眠をとった方が良い場合もあります。

普通は7時間が最も良い睡眠時間とされているので、強度が高めの筋トレをする場合は7時間半くらいでしょうか。
特に、筋肉の発達や脂肪燃焼にかかせない成長ホルモンが多く分泌される、22時~2時はしっかり寝ておきたいですね。

また、適切な睡眠時間は個人差があるので自分にとってベストに感じる睡眠をとりましょう。

睡眠のほかにも、食事管理と超回復がともなった適切な休息をとらなければ、筋肉の発達は期待できません。

2 筋トレに欠かせない食事管理

筋トレで見落とされがちなのが、食事管理の重要性です。

トレーニング理論はもちろん重要ですが、正しい食事管理を含めた適切な休息をとって、初めて筋トレの効果が期待できます。

体のすべての器官は食事で作られ、維持されています。
当然、筋肉も例外ではありません。

特に筋肉は食事に大きな影響を受けやすく、個人的にはトレーニングよりも食事管理がいい加減なものになった時の方が、筋肉量の低下や体脂肪の増加などの変化が著しいと感じています。

食事管理×トレーニング→筋トレ効果

たとえ、トレーニングが月1回しかできない時があっても食事管理だけは出来る範囲で続けてください。

食事管理さえ怠らなければ、つけた筋肉がよっぽど大きなものでない限り、筋肉の減少や体脂肪の増加を最低限に抑え、ある程度の維持ができます。

食事管理についてはこちらで詳しく説明しています→筋トレと食事メニュー

3 超回復のサイクルを継続しよう

超回復とは、トレーニングによって疲労、損傷した筋肉が、
休息や食事による栄養補給などによって回復し、
そこから、更にもう一段階成長するというものです。

ドラゴンボールという漫画(アニメ)をよく知っている方なら、サイヤ人の「瀕死から回復すると大きく戦闘力が上がっている」という特徴を思い浮かべるとわかりやすいかもしれません。

しかし、筋肉は超回復したあと、そのままのサイズを維持しているわけではなく、放置すれば徐々に小さくなっていきます。

超回復により成長した筋肉を維持するためには、筋トレを継続しなくてはなりません。

出来る限り超回復のピークを狙ってトレーニングを行うことが一番効率的です。

「筋トレ→疲労→食事→休息→回復→超回復」のサイクルを継続しましょう。

また、上でも述べたように筋肉をつけるには食事管理の継続も必要です。

超回復は、適切な筋トレ、休息、食事管理、この三つの要素を揃わないと起こりません。

そして、筋トレの効果を実感するには、超回復が起こるサイクルを継続する必要があります。