筋トレの3つの効果
筋トレをすることで、私たちは様々な効果がえられます。ここではその中でも代表的な3つの効果について紹介しています。どの効果も常識になりつつありますが、あらためて確認することで筋トレをするモチベーションにつなげましょう。
1 筋トレには体型を整える効果がある
正しい筋トレを継続することによって、
男性はスポーツ選手のようなたくましく引き締まった筋肉質な体を作り、
女性はメリハリのあるセクシーな体を手に入れることができます。
また、筋トレを通じて体のメカニズムを学ぶことができます。
その過程で「モデルのような体」をスムーズに手に入れるための知識も身に付きます。(極端に痩せすぎな体型を維持するのは不健康なのでおすすめしませんが)
2 筋トレの健康面での効果
筋トレは、自分の理想の体型を作る以外にも、
- アンチエイジングなどの若返り効果
- 美容
- ボケ防止
- リハビリ
- ぎっくり腰などの怪我の予防
- メタボリックシンドロームの予防、解消
- その他、生活習慣病の予防、改善
など、健康面での効果もあります。
筋トレはそれぞれにあった負荷やペースで出来るので行う者の性別や体力、年齢は問いません。
ただし、健康状態に問題があり運動ができないという方は医師の指示を仰ぎましょう。
また、筋肉が落ちやすいお年を召した方ほど、筋トレが必要になりますが、体が思うように動かなくなってきてから筋トレを始めるのは、なかなか気合いが必要になると思います。
それに、筋肉は増やすよりも維持する方が簡単です。
なるべく、筋肉がある若いうちから筋トレを習慣づけたいですね。
3 筋トレは運動能力の向上を促す
筋肉が太くなるとパワーが上がってもスピードが落ちるという先入観を持っている人も多いかと思いますが、
逆に、筋肉が太くなる事によって、瞬発力が上がりパワーも上がります。
特に中量級の格闘技をよく見ているとわかるかと思いますが、どちらが強いかはともかく、細長いひょろっとした選手よりも、筋肉質な選手の方がスピードでは勝り、動きにキレがある事が比較的多いです。
もちろん筋トレでつけた筋肉を使って、スピードやパワーを競技の動作の中で効果的に発揮するには、たくさんの競技練習も積まなりません。
他にも、練習方法やセンス、速筋、遅筋の生まれついてのバランスなどの他の条件も関係してきますので、必ずしも体格とスピードは比例するという訳ではありません。
それに、たとえつけたのが筋肉であっても、体重が大幅に増えれば、さすがに移動速度は落ちてしまうでしょう。
しかし、大幅に体重を増やさない限りは、筋肉の増加はスピードとパワーの両面からの強化を期待できるはずです。
「筋肉をつける=スピードが鈍る」というのは間違ったイメージです。
プライオメトリクスなど、強化した筋肉をより競技に活かしやすくするためのトレーニング方法もあるので、筋肉をつける事を恐れる必要はりません。
また、ハードなスポーツでの筋肉量不足は、怪我にも繋がりますので、最低限の筋肉はつけておきましょう。
最近はほとんどのプロスポーツ競技で、フィジカルの強化が取り入れられ、技術練習だけでは筋肉がそこまで発達しないはずのスポーツであっても、男子も女子もかなり筋肉質な体格の選手ばかりになりつつありますね。
筋トレと減量の誤解で詳しく解説していますが、筋肉をつけると減量に不利というイメージも誤解です。
2つ目に紹介した健康面での筋トレの効果とも共通しますが、運動能力というのはスポーツに限ったことではなく、日常的な動作も含まれるため、老化によって歩行速度が落ちたり、転びやすくなったりということも予防できます。