イスを使った脚の筋トレメニュー

自宅ではバリエーションがつけにくい脚の筋トレメニューですが、イスを工夫して使えば一気に広がります。太ももの表や裏、ふくらはぎなどを満遍なく鍛えましょう。

それぞれの詳しいやり方やコツなどは、各種目の関連ページを参考にしてください。

イスを使った筋トレでは、イスにかなりの負担がかかるので、特に負担が強い種目では、十分な強度が備わっているものを使ってください。

ブルガリアンスクワット

ブルガリアンスクワットはイスに足を乗せて支えながら片脚ずつ行うことにより、ターゲットに十分な負荷を与えることができるスクワットです。また実際の運動動作に近い体勢で鍛えられます。

ブルガリアンスクワットのスタートポジション ブルガリアンスクワットのボトムポジション

シーテッドカーフレイズ

立った状態でのカーフレイズがきつい人でも座って行えば負荷が弱められるのでリハビリなどにおすすめです。ダンベルを膝の上に置くことによってふくらはぎ(カーフ)にかかる負荷を調節できます。

シーテッドカーフレイズのスタートポジション シーテッドカーフレイズのトップポジション
ダンベルシーテッドカーフレイズのスタートポジション ダンベルシーテッドカーフレイズのトップポジション

ボックススクワット

後ろにイスなどの台(ボックス)を置いて、しゃがむ時に台に座るスクワットをボックススクワットといいます。ボックススクワットは膝が出ないため膝関節にやさしく、初心者でもヒップやハムストリング、脊柱起立筋など股間節動作に関連する筋肉を重視したフォームで正しくスクワットが行えます。股間節動作はあらゆる運動動作で中心となります。ボックスがあると深くしゃがみこむことはできませんが、初心者にありがちな浅すぎるスクワットを防ぐことができます。勢いよく座らないように注意してください。ゆっくりお尻を後ろに突き出しながらしゃがむフォームを意識しましょう。また、イスがずれて床に尻餅をついてしまうということがないように注意してください。

ボックススクワットのスタートポジション ボックススクワットのボトムポジション

スティッフレッグデッドリフト

スティッフレッグデッドリフトはヒップ、ハムストリング(太ももの裏)などを集中的に鍛えることができます。柔らかい人は、イスなどを台にすると稼動域が広がるので効果的です。ただし、非常に腰椎を痛め易いフォームのトレーニングなので、実践する場合は、慎重に軽いウェイトで膝を軽く曲げて行いましょう。

スティッフレッグデッドリフトのスタートポジション スティッフレッグデッドリフトのボトムポジション